嫁にいく話

嫁に行くことになりまして。結婚式が来週に迫ったので、ここ3カ月の怒涛の日々を記録しておこうかと。テレビの話とかはあんまりしないかもしれないので、ご興味ある方だけどうぞ。


嫁に行くことが決まったのは2010年の12月。その前にもいろいろあったのですが、諸々割愛して、1年前の12月にようやく嫁に行く決心をしました。そしてあれよあれよと言う間に式場を決め、挨拶やら顔合わせやらを済ませ、新居を決めました。で、怒涛の10月からの記録です。

10月:
■新居に引っ越す。引越しの1週間くらい前に、住み心地の良すぎた中野のアパートとのお別れが寂しすぎて、かなり情緒不安定になる。マリッジブルーと言うよりは引越しブルー。一人暮らしを10年近くしていたので、今更他人と暮らせるかが不安過ぎて、テレビに支配されていた生活がなくなるのが寂しすぎて、本気で引越しが嫌になる。
SMAPプロフェッショナルが放送される。情緒不安定期だったため、75分のうち半分以上泣きながら見る。そして、「この先なにがあっても、私にはSMAPがいるから大丈夫」と意味不明なことを思ったりする。
■てんてこまいで引越し完了(脱都民・・・)。通勤時間が、それまでは30分あれば余裕だったのが、1時間じゃ足りなくなってストレスを感じる。と、同時に、テレビを見る暇が激減してこれまたストレスを感じる。さらに、家事分担などで自分にのしかかる重圧にストレスを感じる。中野の家が恋しくて仕方なくなる。
■さらに、住所表記に違和感を覚える。10年近く23区内に住み、それ以前は奈良の片田舎に住んでいたので、「市」と「区」が併存する意味がよくわからず、新住所を何度も間違える。
■同時期、仕事で関わっていたプロジェクトの新商品が販売開始になり、残業続きになる。中野のアパートがなおさら恋しくなる。
■結婚式の準備も本格化。打合せが始まり、招待客のリストアップを全くしていなかったことをプランナーさんにちょっと怒られ、大慌てでリストアップし、住所を収集する。

11月:
■無事にぎりぎり招待状を出す。
■新居からの通勤に慣れ始める。
■結婚式の衣装を決定させる。二の腕と背中の肉が気になるため、ちょいとエステでもいってみるか・・・と予約してみる。その後、エステのために時間を割くことがストレスになり、さらにエステのお姉さんに、「もっと努力しましょう」的なことを言われていらっとする。だって努力せずに痩せたいからエステに通うんやもーん。にょーーー。努力なくして痩せさせてよー。
■仕事で、新規プロジェクトチームに入る。次の商品開発が始まると、また大わらわの毎日が始まる。
■地元で、友人の結婚式に出席。あまりに幸せそうで、自分は大丈夫か?と悩む。いわゆるマリッジブルー的なものでしょう。
■週末が、結婚式関連の準備と仕事の出張と友人の結婚式等で全部うまってしまい、一日ぼんやりテレビを見る日が確保できなくなって弱音を吐く。
■なのに、SMAPさんのファンパーティーにも落選して発狂しそうになる。
■結婚式の引き出物やら親戚の交通費やら宿泊費やら、いろいろ現実的な問題が目の前に迫る。このあたりで常にいらいらしている自分を自覚し、自分が情けなくなる。

12月:
エステの効果か、ちょいと痩せて、エステのお姉さんに感謝する。
■席次を決める。自分の分は無事に決定するが、なかなかやろうとしない結婚相手にいらいらする。
■式場のお花を花屋さんと打ち合わせる。自分のやりたい色のイメージと、結婚相手のイメージが少し異なり、花屋さんでちょっとした言い合いになる。恥ずかしいったらありゃしない。が、無事にお互いが譲歩して決定。しかしお花って高いですね・・・。
■結婚式で流すDVDの制作スタート。私があまりPCを使いこなせないため、大枠を結婚相手に作成してもらう必要があり、なかなかスムーズに進まない。この制作が遅れたため、年末の実家への帰省も例年より3日も遅れて餅つきに参加できなかったことが悔やまれる・・・。
■仕事もべらぼうに忙しくなる。上司が変わったため、これまでは一人一つのプロジェクトだったのが、かけもちせざるをえなくなり、業務量がどわーんと増える。
■自分の限界を感じると、「限界超えても逃げやしない!それがお前だ!」というフレーズを思い出して奮い立たせる。ちょうどこのころ、朝日新聞SMAPソフトバンクの広告を見て、「努力って楽しい」「一生懸命って楽しい」などなどの言葉の羅列を見て、早朝に会社でこっそり涙する。
■何度も結婚相手にけんかを吹っかける。家事分担の不満や、DVD制作の進まなさなどでいらいらが募る。私がけんかを吹っかける⇒相手がお風呂に入る(逃げる)⇒そのすきに録画のスマスマなぞを見る⇒相手がお風呂から出る⇒私がSMAPのおかげで笑っていたりする⇒相手は盛大に呆れる。 こんなことが繰り返される。
THE MANZAIは今年は録画。放送の翌日、結婚相手に外出の用事があったので、これ幸いと一人でTHE MANZAIを満喫。お笑いにせよSMAPにせよ、自分と同じくらいの熱量でない相手と一緒に見るのってなんかつらい。というか、心から楽しめない。そんなことはないでしょうか?
■さんスマの観覧に外れる。きっと当たるに違いないと、なぜか妙に自信を持っていたため、外れたことがショックで仕方ない。SMAPに会いたい病悪化。
■さんスマの放送日、なんとかリアルタイム視聴にこぎつける。ただ、いきなり結婚相手が掃除を始めてしまう。なんで夜9時からいきなり掃除するのだ・・・ゆっくりテレビ観賞でいいやーん。
CDTVの観覧にも外れる。残念極まりない・・・!観覧に行きたかったです・・・!
■結婚式のBGMは、基本的にわがままを通させてもらう。SMAPさんと嵐さん関連の曲も織り交ぜる。この辺、詳細は別の記事に上げてみようかしら。

1月:
■結婚式で挨拶をしてくれる上司とランチ。びっくりするようなお店でごちそうになる。気を遣いまくったが、たいへんおいしかったです。
■最終打合せ。無事に披露宴の進行も決定。なんとかここまでこぎつけて一安心。でもDVDはまだ完成してないですけどね!
■仕事でいろいろトラブルが発生。泣―きたーい気持―ちだーよ。
ソフトバンクの走るSMAPCMに励まされる。
■厚意で見せていただけた、SMAPさんのプロフェッショナルに感動。これはまた詳しく書きます。
■結婚式の準備は、いくらやっても終わらないのだ・・・ということに気付く。ある程度諦めも必要。大かた見通しはたったけれど、最後の最大関門「両親への手紙」が残っている・・・。どうしよう・・・、書きたくないなあ。悲しすぎて。
■二の腕の肉と背中の肉問題は、完全には解決にいたらず。まあ・・・しょうがないですよね。諦めも肝心ということで。

そんな感じでバタバタしっぱなしの3カ月でした。なんか不満とイライラばっかりの内容ですが、それなりに楽しくはやっています。結婚しても何がかわるわけでもないのですが、ひとつの節目としてこの記事を残そうと思います。とはいえまだ1週間は独身なので、1週間の独身生活を満喫したいと思います。