ドリームマッチ2010

ようやくドリームマッチを見終えました。実家から帰ってから、ほんとにHDDの容量が足りていたのかおそるおそる覗いてみると、なんと残時間が3時間も残っていて、あの長かったドリームマッチもネプリーグとのダブロクでばっちりでした。ただ、東京に戻った翌日にはシュート&スマスマがあったので、またまたせっせせっせと容量をあけねばなりませんでしたが。
とにかく、見終わったので、ざっと思うことだけ残そうと思います。

・なんといってもいつも一番楽しみなのがフィーリングカップル。あそこだけ別番組として2時間くらいかけて見てもいいくらい。もちろん最初の大喜利からノーカットで。
・夏の若手祭りのときにはフィーリングカップルがなくて残念でした。結果的には石田若林コンビが見られたのでそれでよしとしますが。
・base黄金期メンバーで育った身としましては、やっぱり注目してしまうのはチュートリアルフットボールアワー。ここにブラマヨがいれば完璧。
・ってか、当時のbaseメンバーの出世ぶりには感嘆です。おっと、この話はまた後日。
・あと、夏から続投のノンスタもオードリーも。そして嬉しいのはロッチ。ロッチ。ロッチ。
・さて、フィーリングカップル。なんといっても、なんといっても、なんといっても!!!チュート徳井フット後藤。もうこれに尽きます。このお二方もまた私の青春のひとつでした。よっきゅんごとうくんコンビですよ。よく劇場などで芸人さんに黄色い声を上げる女子は、お笑い好きの方々から叩かれる対象となるのですが、私が過去に2回だけ思わず声をあげてしまったのはこのお二人に対してでした。芸人アイドル視への冷ややかな目は痛いほど承知ですが、初めて徳井さんを見たときと後藤くん(さん・くんの区別はなんとなく)を見たときには、思わず「ひゃあ・・・」とつぶやいてしまったものです。徳井さんはいわずもがなですが、後藤くんに関しては、ルミネで初めてフットを生で見たとき、登場してざわつく会場に後藤くんが「顔だけ見て笑わないー!」とのんちゃんいじりのつっこみを入れたのですが、私はあのとき、会場全体がごとうくんのかっこよさにざわついたのだと信じて疑いません。
・さらに、数年前のキョートリアルで「今の相方以外で組んでみたいと思うのは誰ですか」という質問に対し、「後藤か小杉」と答えていた徳井さんです。これを聞いていた頃からごとうくんと漫才する徳井さんが見たくて見たくて。(余談ですが、このとき福田さんは『おれはまじでお前以外考えられへん』みたいなことを素で答えていて、それはそれでチュートリアルです)
・そんなわけでこのお二人が決まったときからテンションの上昇がはんぱじゃなかったのですが、残ってしまったとはいえ福田さん石田さんコンビも楽しみ。あと、ジュニアさんコカドさん。おそらくコカドさんがNSCに通っていたころの大阪は、2丁目が熱かった頃のはずですし。そして、中岡さん井上さんも何気に。base黄金期に弱いので。
・ただ後藤さんは、前回出場されたときに河本さんとやったり、ご自分に近い勝手知ったるところでやろうとしますね〜。それは視聴者の需要をとらえてと判断してよいのか、単にやりやすいからなのか。多分後者でしょうけれども。
・意外にも売れ残ってしまったのんちゃん。2年位前のドリームマッチ若手編では、陣内さんから熱烈なアプローチを受けつつもかたくなに断って、矢作さんと素敵なコントを見せてくれたことが思い出されます。あのときのコント、おもしろかったなぁ。
・さて、ネタです。徳井後藤意外で印象に残っているのは。若林さんと友近さんの漫才。個人的にコント<漫才好きというのもありますが、友近さんのいらいらさせっぷりと芸達者さはうまく出ていたような。面白かったです。
・そして、あとで絶対もう一回見たい!と強く思ったのは東京03と伊達さんでした。コントっぽいコント。さすがコント師〜。笑いが少なかったなんていわれていましたが、そんなことに気づかないくらいきれいでした。03っぽい。
・あとはのんちゃんとハリセンボンのつるの恩返し。白のダウン・・・・。のんちゃんとはるかちゃんの貧相さが際立っていて素敵でした。
・石田くんと福ちゃんは漫才してくれるのかなーと思いきや、コントですか。最初に親戚の家でちらりと見たときはなんかチュートっぽいなぁと思ったのですが、石田さんの実体験が元という非常に恐ろしいお話。おもしろかったです。
・コカドさんジュニアさんのコントもおもしろかったです。ふつうに笑って見ました。コカドさんは、ほんとにジュニアさんに憧れたんやろうなぁ、と。そういう意味で、ロッチはお二人ともよかったよかった。
・デイ様。私はデイ様が歌っているところを知った気になっていましたが、もしかしたら初めて見たかも。デイ様の曲も歌詞しかしらないし(月曜日がどうたらこうたら、という曲の歌詞をカラオケ屋さんで友人と大笑いしながら眺めたことが)。デイ様ちゃんと歌えるやん!日ごろからジャニーズとかを聞いている私にはじゅうぶんに歌手でした。
・さあそして徳井後藤。お二人がネタの打合せをしているときからドキドキでした。前述の通りコント<漫才派の私としては、是非とも漫才をやってほしくて。石田くん福ちゃんコンビがそうだったように、M-1チャンピオンという肩書きがある以上下手なものは見せられない、というのが枷になるのもまた事実。そんなお二人ですが、もうこれはやっぱり漫才だろう、と。私の積年の夢がかなうときが。
・お二人の登場時だったかいつだったか、「イケメン二人」みたいなナレーションが入りましたし全く異存はないんですけれども、やっぱり並ぶと違いが・・・笑。
・まず、大きな要因はスタイルですよね。後藤くんは自他共にスタイルの悪さを認めていますが、徳井さんと並ぶと際立つというか・・・。M-1の2006最終決戦で、麒麟、フット、チュートの3組が並んだとき、フットのお二人の凹感が際立ったことが思い出されます。
・腰の高さの違い・・・!
・さて、肝心のネタ中身です。でないと単なるミーハーですからね。いや、実際ミーハーですけれどもね。
・まずは距離感。「近っ」って徳井さん。フットは漫才時の距離がすんごく近いことで(私の中で)有名です。その昔ルミネの通常公演に行ったとき、その日漫才したコンビの距離感を書いたメモによると、「ブラマヨふつう、ライセンス近め、フットめっちゃ近っっ」と書かれています。
・後藤さん曰く「漫才はこれくらいの距離でするもんや」ですが、徳井さん曰くそれは「キスする距離」だそうで。
・ネタは、「漫才コントをやったことないからやってみたい」みたいな感じ。そうなんです、私がチュートの漫才が大好きなのは、彼らの場合は設定があってそれにそって展開していくというよりも、自分たちの口調で自分たちがさも話してるかのように展開していくというところにあるんです。ご自身たちも、「ファミレスでしゃべってる感じ」とおっしゃってますが。でも、昔話のネタとかやっていた頃のは漫才コントですよね。
・そんなわけで、基本的に漫才コントの入りをしないチュートと、基本的には漫才コントもするよっていうフットの漫才という機軸があってのネタ。
・やっぱりボケの感じが漫才の印象を決めるのかしら。チュートっぽさの方が強い気が。
・「岩尾やったらぼけるけどな!」からの流れ。
・口を挟まない福ちゃん。それでこそ。
・チュートもフットもいいコンビや。
・ネタ最後の礼。私は漫才における最後の礼が大好きなんですけど、オチたあとの徳井さんはチュートテイスト(当たり前)なのに、つっこみの「もうええわ」があの有名なかっこいい後藤さん(ギャロップ毛利さんがあこがれてやまないやつ)なのに非常に笑いました。
・ネタ後のダウンタウンとのトークにおけるまっちゃんからの「NGKか!」っていうのが最も的確なつっこみだったにちがいありません。その証言によると10分以上やっていたというネタ、ぜひ、ぜひ、ぜひに!!ノーカットで見てみたい!!!
・さらりと終わる予定だったドリームマッチの感想なのに、だらだら書いてしまいました。

ちなみに昨年夏の若手版ドリームマッチは↓
http://happy-life-kirakira.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/09-aa77.html
その前年の夏のやつは↓
http://happy-life-kirakira.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_cd69.html
徳井後藤の漫才が見たいについては↓
http://happy-life-kirakira.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_1ffe.html