しんごろうSHOW

SMAPさんの話です。SMAPさん関連の記事を読む人っているのかなぁ、と思いつつも。
ジャニーズ事務所の多くのグループのように、複数人数が所属するグループにおいては、たいてい「好きな組み合わせ」というのがあるようです。私は長いことSMAP中心に見ていたのですが、ここ最近の流れで嵐さんにも注目する機会が多くなると、やっぱり嵐さんのなかでも「好きな組み合わせ」の人気のあるものがわかるようになってきました。この所謂だれだれとだれだれの絡みが好き☆という感覚は、女子が男子のグループを見て思う特有のものなのかはよくわからないのですけれども、少なくともそこそこには一般的な事柄のようです。で、私は嵐も好きなんですけれども、嵐さんにおいてはこの組み合わせに対して特に何にも思い入れがないということに気づきました。むしろ、5人でしゃべってるのが一番かわいいなぁという感じがする程度で、いわゆる「コンビ萌え」は感じない。
で、SMAPさんです。有名な組み合わせで言えば、やっぱりツートップとかしんつよとかだと思います。私はどちらもすごく好きですが、これ以外ですごく好きなのが、しんごろうのお2人。
SMAPメンバーのうち誰か2人を抽出する場合、5C2なのでで全部で10通り。その中で安心して見ていられる組合せはいくつか絞られますが、慎吾の場合は多分誰とでもいける。慎吾は、SMAPのほかのメンバーそれぞれを評して、中居は尊敬する人、木村は憧れの人、つよぽんは親友、そしてごろちゃんは気まずい人、と話したことがある気がするのですが、こういう場合にごろちゃんをオチにできる安心感と甘えみたいなものがある気がするのです。昨年のつよぽん復帰スマスマでも、しんごろの2人でやっていたイチバンという番組の話題になったときにも、慎吾は「はははっ」と乾いた笑いで2人の気まずさを表していました。が、そんな「気まずいネタ」を飄々と受け流すごろちゃんがいる安心感みたいな。そんなしんごろのお2人。
私がしんごろのお2人が妙に好きなのは、小学生の頃に買った明星に起源するのかもしれません。当時、慎吾は18歳くらいでごろちゃんは21〜22くらいだと思うのですが、2人で対談という企画がありました(草原みたいなところに寝そべっていたような)。その中で、慎吾がごろちゃんに対して「ごろちゃんは年上だけどずっとごろちゃんって感じがする」みたいなことを言っていて、当時小学生だった私から見ると10歳上のごろちゃんは間違いなく大人だったのですが、ごろちゃんだけはちゃん付けで呼ぶものなのだな、と納得した覚えがあります。それから15年以上経ってもやっぱりごろちゃんはごろちゃん。その対談の詳しい内容は覚えてないのですが、2人はなんだか似てる、みたいな話をしていたような。ちょっと年齢は離れているのに、仲いい兄弟みたいな感じでほっこりする感じなのです。
そしてこの2人の絡みとして、一番好きなものがあります。2002年Drink! SMAP!Tour最終日、所謂オーラス。私が人生で初めてライブというものに行ったのがまさにこの日でした。この前年のウラスマツアー中にごろちゃん事変が起こり、ウラスマのオーラスでは大泣きしていたという慎吾。それを経て経てのドリスマで、このオーラスに挨拶があったんですよね。当時、初ライブだった私はとにかく中居さんの涙が衝撃で私までぼろぼろに泣いてしまっていたのですが、それはまた別の話なので今はしんごろ。DVDで見ていて、慎吾の言葉がすごく素直。「ごろちゃんに何度もふざけんなって思った」という言葉が、すごく感情をダイレクトに表しているなぁと思いました。他のメンバーが、復帰の喜びやファンへの感謝を口にしたりすることはあっても、あそこまで素直な気持ちをそのまま言葉にしたのは慎吾だけだなぁ、と。ごろちゃんも、慎吾にそんな思いをさせてしまったことをすごく悲しく思ってるのではないかな、なんて考えたりしました。で、ここで涙涙で伝家の宝刀Best Friendが入り、当時の私は涙声の中居さんの応援に必死だったりしたわけです。そしてラストのがんばりましょう。ここです。ここ。しんごろネタで一番書きたかったのはここ。一番最初のごろちゃんソロ部分で、慎吾がごろちゃんに甘えに行くんです。2人で目を合わせながら楽しい顔をして歌うところ、ここ。この慎吾のごろちゃんへの懐き具合とか、すべてがしんごろうだなぁ、と。そんなわけでしんごろうのお2人が大好きなのです。ちなみに、この直後、がんばりましょうのサビに入る場面でツートップが全く同じリズムで跳ねながらSMAPを牽引して花道を進んでいくところが、どこまでもツートップだなぁと思わされずにはいられません。嗚呼。
そんなわけで、慎吾がごろちゃんを呼ぶ「ごろちゃん」というトーンが大好きです。しんごろうSHOW。