毒舌有吉先生が大活躍

有吉先生がロンハーで大活躍でした。進路に悩める芸能人+そのマネージャーさんに、有吉先生が進路指導をする、という今回の企画。悩める芸能人の皆さんのラインナップが絶妙で(磯山さやかさん、夏川純さん、熊田曜子さん、大島麻衣さん、はるな愛さん、上原美優さん)、有吉先生の指導もいちいち絶妙で。日ごろからこの6人の芸能人の方々のことがキライってわけではないのに、有吉先生の毒舌コメントを聞いていると妙に溜飲が下がるような気分になるからすごい。前回のロンハーで、熊田曜子さんに対して「女性に支持されていない」とビシっと言い放った有吉先生に対し、ツイッターで1万件の同意が得られたとありましたが、なんか納得してしまうのはなんだろうか。
今回も、夏川純さんに対して「夏川純の代表作は『年齢詐称』」だとか、最近はイベントに女性のお客さんが増えたという熊田曜子さんに対しては「(その女性客はファンではなくて)どんなもんか見てやろうって奴らばかりだ」だとか、元AKBの大島さんには「AKBになんとか頭下げて戻してもらえ」だとか、世界のレディーガガを目指すというはるな愛さんには「三茶のレディーママ」だとか、いちいちすべてが秀逸ですごい。ニュースを扱う番組に呼ばれる上原さんに「新聞を読め」と指導する事務所に対して、「バカ枠で呼ばれてるんだから新聞読んだらだめだろう」ともっともなことを言う有吉先生。これにはそのとおりだと思わずにはいられませんでした。
いやあ、全体的になんでこんなに面白いんでしょう。やっぱり世間の声を代弁していると思わされるからなのか。有吉さんのどのコメントに対しても、ちょっと黒い気持ちになってしっくりくる・・・と感じさせられるんですもん。その過不足のなさがすごい。やりすぎてイヤな気持ちにさせられるギリギリのところで踏みとどまって「おもしろい」と思わせられる感じ。
そして、タレントさんを扱うマネージャーさんって大変なのだなぁとあらためて感じました。コンセプトを決めてプロモーションをかけていく対象となる商品が、タレントさんという人間なんですよねぇ。難しい世界だ。