続続イタキスの話 台湾編

イタキス熱はまだ冷めておらず、韓国版ドラマと台湾版のシリーズ1を見終わったので、簡単に感想を残します。しつこいですか。だれか興味持ってる人も読んでくれてるのかしら。
高評価だった台湾版・・・!最初は、入江くんの外見が好みじゃなくて韓国の入江くんの方がかっこええなあ・・・くらいのテンションで見始めたのですが、途中から俄然入江くんになってくるからびっくり。そういえば、そもそもイタキスのマンガも最初は絵が苦手だなぁ〜と思っていたことを思い出しました。1話を読んだくらいですぐに入江くんの虜になりましたけど。つまり、「入江くん」というフォーマットが最強なんだなぁということを実感。いやあ、入江くん最強説。
・台湾入江くんの、ニヤリとした笑いが好き。マンガの入江くんよりもわかりやすく愛情が表現されていて、いわゆるツンデレ感が存分に出てるイメージ。原作の結婚前の入江くんは、ツンデレっていうイメージでもないので。台湾の入江くんが口元だけ笑ってる表情が好きすぎてどうしようもありません。
・あと、台湾入江くんは心の声でいろいろ表現してくれるからわかりやすくていいです。原作入江くんだと、心の声はほぼなくて(私の記憶では、足をけがして入院するエピソードで初めて出てきたような)入江くんがいつのまに琴子ちゃんのことを好きになったのかよくわからないんですけど、台湾ドラマだとニヤリと笑いながら心の声も入るので、よりよくわかって楽しめました。その点は、原作入江くんとは違うんですけど、実写化するならあれくらいわかりやすい方がいいんでしょう。
・台湾版でも琴子ちゃんがいろんな妄想シーンを見せてくれますが、卒業式での妄想で入江くんが手足をバタバタさせてる様がかわいかったです。
・一番好きな妄想は、入江くんの部屋のシャワーを借りた琴子ちゃんの妄想。バスタオルを持ってくるシーン。あの入江くんがかっちょよすぎてニヤリ感が満載過ぎて好きすぎる。
・台湾版の「バーカ」も好き。韓国の入江くんはあんまり「バーカ」って言ってくれなかったような気がします。
・卒業式のキスシーン、これまたイタキスの中で超重要シーンだと思うのですが、台湾の入江くんは「ザマァミロ」って言ってくれなかった・・・!!これが心残りです。「ザマァミロ」は後々入江くんを諦めかけた松本さんを再燃させたり、結婚式で琴子ちゃんが使ったりする重要な言葉なのに・・・。中国語には匹敵する言葉がないのかしら。韓国の入江くんは言ってくれて満足。
・台湾版でもう一つ残念だったのは、清里シーンがなかったこと。重要なキスシーンは、別のエピソードとうまく絡めてまとめてあったのでストーリー上問題はないと思いますが、清里での琴子ちゃんの妄想が見たかったな・・・。
・先日記事に上げた、雨の中のシーン。この台湾版はすごかった・・・。原作だと、入江くんはあくまでもクールに冷静な感じで琴子ちゃんを待ってるのですが、台湾版だと入江くん自身がもっといっぱいいっぱいなイメージ。傘をさしてるのも入江くんではなく琴子ちゃんで原作と逆でした。そして雨が大雨でさあ大変。でもでも、やっぱりこの雨のシーンはとてもとても重要シーンで素敵シーンでした。琴子ちゃんのリアクションも私の中の解釈とおおむね一致していたし、入江くんが思いのほかいっぱいいっぱいだった以外はかなり原作に忠実で素敵。ただ・・・もうひとつ言うなれば、DVDで見たときに、途中で切れちゃうのが残念・・・!あのタイミングでDVDをセットしなおさないといけないなんて・・・!
・結婚宣言以降の入江くんは、いわゆるデレの連続で素敵過ぎました。原作だと、結婚宣言以降もムダにらぶらぶはしないのですが、台湾の入江くんはもうちょいらぶらぶな感じ・・・!!でもそんな入江くんも素敵。
・台湾版イタキスで特筆すべきは、金ちゃんの素敵さにほかなりません。原作では、金ちゃんから琴子へのプロポーズはさらりと流して読んでしまいましたが、ドラマの金ちゃんとのシーンがすごかった・・・。ストーリーを知っているのに泣けるなんて。韓国版のこのシーンも良かったのですが、台湾版は金ちゃんのかっこよさもあいまって、しかもキスすれすれで一筋の涙を流すところなんてもう美しくて切なくてどうしようかと思いました。下手したら入江くん以上に素敵だったかもしれない台湾金ちゃん。うぎゃあああって感じです。金ちゃんをやっていた俳優さんをウィキってしまい、彼もまたアイドルだということがわかりました。アイドル好きとしてはやっぱり気になる・・・。しかも木村拓哉を尊敬しているですとー。ますます気になるじゃないですか、台湾金ちゃん。
・と、金ちゃんかっちょえええええなことを書いておいてなんですが、やっぱり入江くんなんですよ。最初にも書きましたが、イタキスは「入江くん」というフォーマットがいい。琴子ちゃんの物語に見えて、実は入江くんが成長する話でもある、というこのフォーマット。
・余談ですが、台湾の入江くんは新喜劇の内場さんに似ている、ということをおっしゃっている方がいて、内場さんにもはまった過去がある私としては好きなもの同士のコラボとしてうれしかったです。個人的には内野聖陽さんにも似てる気がしますが。
・そしてもちろん台湾琴子ちゃんもとても素敵でした。なかなか捨て身の演技で、琴子ちゃんっぽさが満載でかわいかったです。「太い足!」と言われるシーンがありますが、全然太くないのになぁ・・・。
・おおむね原作通りの台湾版。台詞も字幕上はほぼ再現されていて、噂にたがわずとても面白かったです。ただ、原作通りなだけに、ひとつひとつのエピソードが丁寧で進行は遅いのですが。DVDはトータル15巻でしたが、13巻・14巻あたりがつらすぎました。コミックスで言えば、9巻後半から10巻前半のつらーいシーンを延々丁寧に描いてくれていて、もう早く幸せになってしまえばいいーと祈らずにはいられない感じでした。
こんな感じで台湾イタキスがおもしろかった、という話です。あと1回くらいはイタキスネタで記事を書くかもしれません。ご興味なければ、さらりと流してくださいませ。