無題

はい。一週間経ってようやく少し落ち着きました。いや、嘘です、全然落ち着いてないです。
先日から、ラジオでの肉声での発表がありましたが、うーーーーーーーーーむ。多くのファンの人たちが納得できたかというと、そうでないのでは、と。
そもそも、少なくとも一定数のファンの方々は、SMAPさん本人が話し合って納得して出した結論だったら受け入れる…というように考えてらっしゃるように思います。私もそう思います。感情的にはどう考えたってずーっとSMAPでいて欲しいけれど、それでも本人たちが納得して発表したことだったら頑張って受け入れるしかない、と。でも現状それができているファンの方なんてほとんどいないのではないでしょうか。では、どうやったら納得するのか、と。そこでのラジオの肉声での発表だったのでしょうが、まだまだ全然納得できる状況ではない。今後、もし本当にSMAPさんが心からの発言をしても、素直に聞けるのかな。うがった見方…というか、自分たちの信じたいことしか信じられなくなってるのかな。それが不安です。ファンがみんな猜疑心で溢れている。「本当のファンだったら、メンバーが本心を語っているのかわかる」みたいな意見もあるかもしれないですが、私はその自信がないです。彼らは俳優ですしね…。事実、報道が出るまでこんな事態になってるなんて全然感じ取れなかったですし。
じゃあどうやったら信じられるのだろうかと考えてみましたが、やっぱり全ての間違いは1月の会見だったと言わざるをえない気がします。先週解散が発表された直後の段階で、私が夫に「本人たちが会見でもしない限りファックス1枚じゃ信じられない」という趣旨のことをいうと、夫は「あんな会見は二度と見たくない」と言いました。いや、それはそうですよ、私が見たいのはあんな会見ではない。でも夫は、「もうどんな会見をしてもあれがよぎるし、本当の心からの言葉かなんて信用できなくなってるんじゃないの」という趣旨のことを言いました。泣きそうになりました。あの会見は、日本人にどれだけのトラウマを与えたのか…と。
確かにあの1月の会見は間違っていました。あれはSMAPの会見ではなかったですもん。SMAPはいつだって、自分たちの言葉を伝え、その後必ず自分たちの歌を歌ってくれました。あの日、歌がなかった。それが私があの会見を信用できない所以です。他の国民の皆さんがどんな思いであの会見を信用できないのかはわかりませんが、私はあんな会見の後でも、SMAPSMAPの歌を歌ってくれたら、それだけで信用したかもしれません。いつも通りのパフォーマンスを見せてくれたら信用できたかもしれません。
SMAPさんはいつだって歌を届けてくれたので。ごろちゃんの復帰のときもつよぽんのときも、不祥事とは違いますが、あの震災の後すぐの放送の時だって、すごく真剣な内容の最後に、おそらくは批判覚悟で歌を届けてくれました。多分SMAPさんは知ってるんですね、彼らの歌に力があることを。世間的には上手なんて言われることのない彼らの歌ですが、ものすごく力を持ってるってことを。27時間テレビでの解散ドラマの時ですらちゃんと最後は自分たちの歌を歌ってくれていたので、やはり解散を否定する時にはSMAPに歌はつきものだと知ってた、それがSMAPのやり方だと認識していたと思うんです。
私は未だに彼らの解散が受け入れられていないのですが、半ば本気で覆ることを信じて祈っていたりするのですが、もしも彼らが5人揃ってテレビの中で並んで発表をして、その後に彼らの「別れの曲」が歌われたら、その時はいよいよ受け入れる覚悟をせざるをえないのかもしれないです。オレンジとか…ありがとうとか…雪が降ってきたとか…この、あと少し時間があるというタイミングだったならやっぱり、君と僕の6ヶ月とか…。君と僕の6ヶ月を歌われたらもう…もう…。