R-1ぐらんぷり2010

ビストロにゴルバチョフさんとか、その裏のしゃべくりではまさかのピースとか、月曜の夜はなんだか両極端にすごいなぁというネタでも記事を上げようと思っていたのですが、とりあえず、R−1です。
ゴールデンになったのって去年からでしたっけ。セットも豪華です。決戦方法もM−1みたいな感じになりました。一回しか見ていませんが、感想を覚えているところだけ残します。
・サバイバルステージから勝ち上がったよしさん。サバイバルステージでは圧倒的にお客さんを掴んで、リズムに合わせた手拍子ももらっていたのですが、やっぱりトップ出番は厳しいのでしょうか。サバイバルのときとネタもちょっと変わっていて、おもしろかったんですけどねぇ。でも確かに、乗り切れないところがあったり、ちょっとだけ緊張が見えていたり。
・そしてバカリズム。なんだか単独ライブのうちのひとつのネタを見ているよう。フリップチャートが出てきたとき、観客が沸いたように思いました。やっぱり去年の北海道を持つとしたら、の話が強烈だったからかしら。陣内さん同様、私も2003年に何があって正義感が増したのかが気になります。
いとうあさこさん。いつも見るネタでしたが、おもしろかったです。普段やっていることをそのまま大舞台でやるというのは、きっとひとつ重要なことなのだと思います。このあたりから緊張も解けて、楽しい空気になったように思いましたが。得点発表のあと、宮迫さんが「もう一ネタやる体力あるのか」みたいな、最終決戦当確っぽいコメントを言っていたのですが、まだ3人目でそんなこと言っていいのか〜と思ってしまいました。
・Gたかしさん。初めて見ました、多分。むむむ、猪木さんもボビーさんもある意味使い古されたモノマネじゃないかなぁ、なんて思ったり。していたら、バカリズムやよしさんより高得点でびっくり。うむむ。
麒麟川島さん。ネタスタイルとしては好きかも〜と思っていたのですが(ジャイアン、ミサイル持ってるの!?)、後半は芸人さんのエピソードトークっぽい感じかなぁ。雰囲気でおもしろく感じるのはすごいなぁと思いました。が、まさかまさかの高得点でいきなりトップに。むう、わからない。
我人祥太さん。ネタ見たことあったかなあ、とぼんやり考えていましたが、彼はオンバトでたぬきのネタやってトップになった人でしょうか。ブラックさといい、確かそのはず。調べればわかることなのにまだ調べていませんが。ゴールデンで、あんなブラックなネタやるとは思わずにかなり驚きました。特に「流れ星」のくだりなんて・・・! 途中からは平和に、というか、ブラックさも薄れましたが。伊藤しろうさんのコメントにちょっとどきっとしました。
なだぎ武さん。あっはっは。あっはっは。なんやねんもうー。おもしろかったです。これが高得点なのは納得です。
エハラマサヒロさん。確かに、ああいう塾講師はいるような気がします。わたしは、学生時代に塾講師のバイトをしていたのですが、あんな感じでもっと熱血にやってあげればよかったのかしら。唐突なマイケルジャクソンは流れもムシでしたが、ほんとに芸達者だなぁと言うことはよくよくわかりました。
あべこうじさん。あべちゃん! 三枝さんもおっしゃっていましたが、今年は力が入りすぎてなくて単純におもしろかったです。昼ドラのくだりとか。なんだか安心して見ていられるような安定感さえ感じました。
・そんなわけで選出されたのが、出順が最後から3人という結果。確かにおもしろかった3組ではあったとは思います。ただ・・・、なんというか、審査基準みたいなのがちょっと気になりました。おそらくどこかのサイトさんで、各審査員の方の分析等をされるところがあるかと思うので、そのあたりをのぞいてみようかなぁと思います。
・審査員の方々の審査やコメントと司会の今田さんと雨上がりのお二人の違いも含めて考えると、R−1はM−1には今一歩及ばないような空気を感じてしまいました。これは私が漫才が大好きで好きな漫才師がたくさんいて、ピン芸になじみがないからだけなのかしら。
・ともあれ最終決戦。3組の中で、あべちゃんだけが1本目のネタから質を落とさなかったように感じました。ラストのオチもバシっと決まってました。そんなわけであべちゃんが優勝で、こちらには全く異論がございません。よかったね、あべちゃん!てな感じで大団円。

こんな感じ。R−1の権威も年々高まってはいますが、はてさて今年のあべちゃんの活躍やいかに。

ちなみに去年のR−1の記事は↓↓
http://happy-life-kirakira.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/r-12009-9bab.html

http://happy-life-kirakira.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/r-1-cea5.html