ハマカーンのこと

帰宅して、何気なくテレビをつけたらハマカーンが漫才をしていました。漫才番組?と思いきや、カラオケ番組でした。が、ハマカーンがゴールデンでひな壇要員とは言え、漫才をしてるんですよね。驚きました。
ハマカーンと言えば、オンバト時代からそこそこに好きではありましたが、けして目立つタイプではなくて、いわゆる正統派漫才師なイメージでした。数年前まではM−1でも準決勝には行くけど決勝には手は届かない、みたいな。1年前に終わってしまったネタレンジャーというライブでも、特に目立つでもなくそこにいるタイプというか。私が親近感を持つようになったのはネタレンジャーに行くようになってからですが、ネタレンジャー当時は、華があるオジンオズボーンチーモンチョーチュウの方が先にゴールデンでも売れていくのじゃないかと思っていました。もしくは、当時ネタレンジャーの漫才でよく優勝していた三拍子。(ネタレンジャーとは、事務所の違う6組の芸人さんによる漫才とゲームのライブです。メンバーは、チーモンチョーチュウオジンオズボーン、三拍子、キャン×キャンハマカーンエレファントジョン。毎回この6組の漫才の投票が行われ、優勝を決めていました。このライブは昨年の3月頃に惜しくも最終回を迎えてしまいましたが、それまでは隔月くらいのペースで行われてました)その頃のハマカーンは、優等生な漫才師のイメージで、失礼ながら2番手3番手のイメージでした。ゲームコーナーでも、率先してボケるタイプではなく、援護射撃をしているタイプというか。印象に残っていることといえば、神田さんがスーツをすらりと着こなしていて育ちのよさがにじみ出るなぁと思ったことと、浜谷さんが相撲をしたがっていたことくらいです。
そんなハマカーンですが、1年ほど前くらいから急激におもしろくなってきたんですよね。去年のM−1もおしかったのではないかと思います。「下衆の極み」を聞きたいなぁと思いますもん。浜谷さんのキャラがわかりやすくなって、一層テレビとしてもよくなったというか。やっぱりテレビに出る芸人さんというのは、ある程度わかりやすい「キャラ」がないと、この飽和状態の中では勝ち抜けないのかもしれないのですね。
ネタレンジャーライブ、楽しくてとても好きだったので、あの頃のメンバーには活躍していただきたい。当時のメンバーがもっと有名になったら、「あの頃はよくライブで至近距離で見ていたのになぁ」と糟糠のオンナぶった常套句でも言ってみたいものです。

ネタレンジャーライブの感想↓
http://happy-life-kirakira.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-5e3b.html