「素直になれなくて」初回を見ましたが

「素直になれなくて」というドラマを見ました。ツイッターが出会いになる、というやつです。北川脚本ということでベタドラマへの期待も半分あったのですが、ヘタしたらヘタするかもなぁ、と思っていました。で、過度の期待をせずにドラマを見たのですが、う〜んドラマでした。
私はたぶん、北川脚本世代(そんなものがあるとすれば)だと思うのですが(あっちょんぶりけ、ねえ柊二)、今回のドラマはある意味その頃と全く変わっていないかもしれないんですけど、小道具を使いこなせていない感が半端じゃなかった印象です。ツイッターというモチーフがあるのに、登場具合はあんなものでいいのかしら。私はツイッターをやっていないから、どんな風に使い込むのかいまいちわかってないのですが、ドラマのモチーフとして面白そうなのにそれがあんまり活きてこないような印象でした。というか、男女の出会いとしてコーヒーをぶっかける必然性はなかったのでは? と思わずにいられませんでした(だって古すぎる。くりぃむナントカベタドラマでやってほしいくらい)。ツイッターのオフ会出会いで十分じゃないのかしら。あれが北川流なのかしら。てか、あんな状況ではロクシタンカフェの店員もすぐにとんでこないの? ガッコの先生が堂々と校内で携帯いじってていいのかしら。そして、上野じゅり以外の登場人物全員が闇を抱えまくってましたが、そういうドラマなの・・・ですね。
私の印象がう〜んだったのは、きっと私が期待していたものとあまりに違ったからなのだと思います。もっときらきらした感じのドラマだと思っていたら、どろどろドラマにありがち要素てんこ盛りで、初回のラスト⇒ぴんぽーん⇒下着姿の男女の流れなんて、お約束中のお約束で。次回からは、嵐ちゃんとDXを見る木曜に戻りそうです。
あと、余談ですが、木村拓哉の言い回しがときに非常にわかりにくくて謎のたとえ話がてんこ盛りなのは、北川脚本のドラマのせいだと思っています。こないだロンバケを再放送であらためて見たときも、瀬名くんはわかりにくいことを言いまくっていたので、そういうのが染み付いちゃったのかも。