ブラックマヨネーズのTHE 1時間ライブ

ブラマヨのライブに行って来ました。最近お笑い界イチ熱いブラマヨのライブです。
・1時間ライブ。1時間まるまるトークをしてくれるのかしら、と期待して品プリへ。
・着いたら事前アンケートが置かれていました。ブラマヨにベスト3を決めてほしい項目についてのアンケートです。大阪無限大みたいな感じになるのかしら。わくわく。
・8時ジャストオンタイムにスタート。幕があくとセンターマイクが。えぇ、漫才してくれるんですか!?
・勝手にトークライブだと思い込んでいたのですが、まずは漫才。ブラマヨの漫才といえば、最近は釣りのネタかお見舞いのネタくらいしか見ていなかったので、新ネタをやってくれたのはすごく嬉しかったです。不況やなぁ〜って感じのネタでした。途中、漫才コントっぽい部分もあり、そのあたりは昔のブラマヨっぽいのかなぁと思ったりもしました。吉田さんの「でもなぁ〜」はすでにもうそこで面白い。
・最初、客席を見渡して「渋谷の無限大ホールに比べて年齢層は高いですね・・・」と。確かに、学生らしき人はあまりいなかったような気がします。30歳前後が多かったような。そして男性もそこそこ入ってらっしゃいました。
・漫才の最後のオチ部分、吉田さんが「いつも行ってる皮膚科の先生に・・・」みたいな内容のことを言うところで、それはそれは盛大に噛んでしまわれました。そのまま吉田さんがごまかして「もうええわ、ありがとうございましたー!」と小杉さんのセリフをうばって礼。小杉さんも「ええぇぇ?」と驚きつつ、礼。そんなラスト。
・幕間VTRはお宅訪問。まずは吉田さん宅です。入っていきなり廊下にごちゃごちゃといろんなものが置かれてる場所があり、曰く「アラカルトゾーン」だとか。さらに部屋に入ると、テーブルの上にもまとまりのないものがいろいろわちゃわちゃと置かれ、曰く「第2アラカルトゾーン」だそうです。私の部屋にもあるなぁ・・・アラカルトゾーン・・・。
・掃除機やら化粧水やらに「たかし」というシールが貼られているのを発見して大笑いの小杉さん。そのシールは、相撲の文字っぽいやつ(なんていうフォントでしたっけ?おみやげ物の提灯みたいな字体のやつです)で、もらい物だそうです。使い道がないから、掃除機やら化粧水やらのこまごましたものに貼ってる吉田さん。
・吉田さんのベッドはテンピュール。25万もしたそうです。いいなぁ、私もほしい!
・そして、昔のスケジュールやら給与明細やら。吉田さんはそういうものをしっかり取っておくタイプなのですね。ちなみに、M−1以前に関西で出演されていた番組の出演料が7500円で会場驚愕。新卒サラリーマンだって日給換算したらもっともらってるのではないでしょうか。
・次はコント。なんと、コントまで! 贅沢なライブです。が、幕間のVTRが終わってからコントが始まるまでのセット転換時間が長かった・・・。せっかくVTRがあるのに、その間に転換を終えればいいのになぁ、なんて思ったり。
・コントは天丼デリバリー。私は、コントは作りこまれたタイプのものが好きなのですが(しずるとか東京03とか)、そんなんじゃないブラマヨコントに大笑いしました。合コンで知り合った女の子を呼び出す感じのリアルさよ。
・幕間VTRのお宅訪問の続き。今回は小杉さん宅です。すっごいいいマンション。エレベータを待っている間、エレベータの中の映像が監視カメラっぽい感じで映し出されているのを見られるのですが、小杉さんが乗ってる映像は大笑い。吉田さん曰く、「これは小杉か、頭に回転焼きを乗せたオッサンか・・・」ってくらいに、小杉さんの後頭部が目立っていました。小杉さんの部屋はほんとにキレイ。いたるところにUSJグッズやらバッグやらが見え隠れしていて、「ひらぱー兄さん選挙にはどうぞこの吉田を!」な吉田さん。そして、未開封の包みを開けようとする吉田さんと、断固拒否する小杉さん。ご自身が焼いた焼き物が届いたそうですが、とにかく小杉さんが嫌がりまくります。それを押し切ってあけてみると、青いお茶碗が二つ。少し小さめの方には花柄の模様つきです。
・さらに、小杉さんの寝室に。なんと、吉田さんのベッドと同じようなタイプのものだそうです。その上ソファも同じで、挙句の果てに、全く同じ目覚まし時計を使っているブラマヨのお二人。何そのシンパシー。
・さて、次はトークコーナーです。これが例のベスト3を決めるコーナーに。回収されたアンケート用紙の束から、いい感じのお題を選びます。お二人も、「この時間が長いと無駄で、反省会で反省する材料になる」と言いつつ、いろいろとエピソードを交えながら吟味されます。が、結局くじ引き形式で選ぶことになり、小杉さんが「下から6番目のやつ!」と。それで出たお題は「マイナスをプラスに変える方法」というなんとも抽象的なものに。
・なんやかんやを経て、第3位は「屁こいたらラッパ」、第2位は「泥棒に入られたら隣人と知り合って出会いに」第1位は「いいにおい死」というものに。ここに至るトークはさすがブラマヨという以外の何物でもなくて、怒涛のようでほんとにおもしろかったです。2位の泥棒のくだりでは、吉田さんが「出会い」を連発して、どんだけ出会いがほしいねん〜と思いましたが。ブラマヨのお二人はこういう下衆さを一切隠さないのがいっそ潔いです。あと、前にも書いたことがありますが、吉田さんの選ぶ言葉は実はとても丁寧な点も好感度が高い。内容が下衆くても、言葉の選び方だけは上品。ただ、「弔辞」と言いたくても言い方がわからず、「しょくじ?しきじ?」と困惑されていましたが。
・そんなこんなで、この時点でけっこうな時間が経っていました。1時間ライブなのに大丈夫?と思っていたら、なんともう1コーナー用意していたのに、時間の都合でできなくなったそうです。そのコーナーのために後輩さんも呼んだのに。というわけで、一応舞台に呼ばれるトレンディエンジェルのお二人。小杉さんは、まだまだやってもいいよーやろうよーだめなのー?という感じ全開でスタッフの方とやり取りしていましたが、どうしても絶対ダメなのだとか。心残りそうな小杉さんに、吉田さんが「あんまり言うと期待させるから」とクールな吉田さん。ちょっとオトコマエ。
・そんなわけでそのまま終了してしまったのです。1時間ライブはブラマヨには短すぎましたが、そのもうちょっと・・・!という渇望感が余計に満足度を上げてくれたのかもしれません。さすがブラマヨ、ほんとに面白くて大笑いしたライブでした。ほんとにほんとに。