M-1リターンズ

久々の漫才ライブです。最近はトークライブばっかり行っていたので、がっつり漫才を見るのは去年のM−1敗者復活以来かも。仕事を抜けるのに苦労して、(しかも会場が私の職場から行きにくい場所で!)会場に着いても仕事のことが頭から離れませんでした。そんなもやもやモードで漫才を楽しめるかなぁ、と思いきや。さすが漫才。
・出演陣がとにかく豪華!歴代のファイナリストばかりですもん。
・過去のM−1をまとめたVTRが。このために編集されたのですね!普通に見入ってしまいます。
はりけ〜んずさん登場。やっぱりM−1と言えば彼らですもんね。M−1感が増し増しになります。
南海キャンディーズからスタート。やっぱりしずちゃんでかいなぁ。大蛇なしずちゃんすごかった。
・にちょけん久しぶり・・・!ちょうどええは面白いですね。
・ポイズン・・・森進一ネタ・・・! これって確か去年の敗者復活の。
ハリガネロック。めちゃめちゃ久しぶりです。彼らもまた、M−1王者に非常に近い位置にいた人たちでした。すっごく好きだったのですが、数年前に感じた漫才師オーラバリバリのあの感じがなくなってたのは残念かも。ネタは変わってないのになぜなのかしら。やっぱりハリガネロックは、ユニゾンつっこみのハイスピードのやつがすごかったなぁ・・・。またあんなオーラバリバリのハリガネが見たい。
・ハリセンボン、そろそろ別のネタが見たいよう。テレビでも何度か披露してるネタじゃあ満足できない客層なのじゃないかなぁ、と心配になりました。
・別のネタが見たい、と言えばライセンス。漫才を見たのはすんごい久しぶりでした。まあ、おそらくはいつものネタのどれかだろうなぁ、とサービスのネタかコラボのネタか・・とあたりをつけていたのですが、とはいえライセンスの営業を見に行かなくなって1年以上経っていたので、どこかで新ネタを期待してたのです。Enjoyも毎月のようにやってるわけですし。と、思いつつも今日の井本さんは「コラボがはやってる」みたいな顔でした。ミュージシャンのコラボを推す藤原さんですが、最近ぐいぐいいったミュージシャンのコラボって誰やっけ?私の中でコラボと言えばGLAYとEXILEでとまってます。
・このネタかぁ・・・と思いつつも、なんだかんだで久しぶりに見たからおもしろかったです。やっぱり好きやぁ、ライセンス。
・あと、アジアンもなかなか。オトナの歌でした。これも去年の敗者復活かしら。でもそのときよりもよくうけていた気がします。最近漫才の勢いが無かった気がしたアジアンですが今回はのってておもしろかったです。
東京ダイナマイトは着流し姿。出てくるだけでかっちょええ。こういう舞台でも、衣装に気合が入ってるってだけでなんだか嬉しくなってしまう。
トータルテンボス、やっぱりおもしろい・・・!初めて見たネタでした。やっぱり彼らは面白いなぁ。トータル特有の後半のテンドンが若干無理やりな感じはしましたけれど、ちゃんと笑わせられました。でも一番の衝撃は、登場前のM−1VTR時に比べて、登場した藤田さんのアフロのボリュームがすんごい縮小していたことでしょうか。そこそこ遠い席だったので、アフロなのかどうなのかもわからなかったです・・・。
サンドウィッチマン。いやぁ・・・やっぱりチャンピオンはすごいな。不動産屋のネタでした。笑った・・・。面白かったです。ほんと。
・ハライチ。ここもかなり沸きました。ハライチは、最近の若手漫才師さんの中でもずば抜けて勢いがある気がします。もう全部おもしろいんですもん。ただ、途中ちょっとしつこいノリがあったことは否めませんが、それでも盛り返しておもしろい。一番笑ったかも。
・続いて笑い飯。登場前の紹介VTRで、それぞれ決勝に出場した年が映し出されるのですが、笑い飯はその年の数だけで画面が埋まる勢い。さすが、8年連続ファイナリストです。かっちょええー。一切関係ないのに、哲夫さんと同じ高校出身っていう共通点だけでなんだか誇りに思えましたもん。紹介VTRで2003年歴史民俗博物館ネタのパーパーパーってやつが映っただけで場内が沸きました。それが伝説のネタの証明なのかも。
・そんな笑い飯のネタはガムの妖精。去年、最終決戦でこれをやればよかったのに、と一部で言われまくったガムの妖精ネタです。私は見たのは2回目だと思うのですが、なんか前見たときよりも面白かった気がします。言い方だけでなんかなんとなく面白いってすごいな。堂々たる漫才っぷりで素敵でした。そういえば、登場時に西田さんがゆっくり出てくるっていうボケをしていましたが、あれは2003年頃にやってた、二人競争するように走ってサンパチマイクまで行くってやつの逆バージョンなのかしら。
・ノンスタ。登場時、井上さんがこころなしか元気が無いような気がしたのです。基本的に井上さんはテンションにあまりブレがない印象だったので、なんとなく元気が無い気がしたのにはちょっとびっくりしましたが。気のせいなのかも。もしくは、ちょっとイキったネタだったから、かっこつけてた? ノンスタもさすが、チャンピオンらしく沸かせる漫才でした。BARのネタ。
・ラストはパンクブーブー。ケンカのネタでした。初めて見たのですが、なんだか恩田陸の小説のように展開していて楽しかったです。構成が凝っているというか。面白かったです。

さすが、後半に行くにつれて盛り上がっていくのですが、トータル→サンド→ハライチ→笑い飯→ノンスタ→パンブーというこの流れはほんとにすごかった。さすが。そして、この並びにたっても一切ひけをとらず、それどころかかなりのウケをとってたハライチすごいなぁ。今年出てくれるかしら。
あと、個人的に芸人さんがネタを終えて最後の礼をするのが大好きなのです。「笑わせたった〜」みたいな。また、今回のホールは大きかったのでマイクから袖までの距離も長く、最後にヒトボケして帰っていった石田さんに芸人魂を感じました。
いやあ〜ほんとに楽しかった!終わった頃には仕事云々なんて頭から抜けてしまってましたもん。やっぱり漫才は楽しいです。