キングオブコント2010

今回、格別な思い入れもなく非常にフラットな状態で見たキングオブコント。キンコメの優勝、よかったなぁ〜と素直に思いました。
・1本目のネタの得点はどれもこれも非常に納得がいくものでした。悪く言うと面白みが無い、というか。個人的に「私なら8点くらいかな〜」と思って見ていると800点ちょっとくらいで、芸人審査員の皆さんとおおむね一致。やっぱり100人も審査員がいて、10点までの得点をつけられると中庸的な数字になるのかしら。クセが出にくいというか。
・TKO、葬式のネタ。つい最近何かで見たような。
・ロッチは去年の方がすきだったかも。催眠術のネタも及第点というか、面白かったのですけれど。
・ピース。ピースがこのファイナリストっていうのがすごい。1本目のヤマンバは、なんか不思議な演劇を見ているようでした。
・キンコメ。最初の煽りVTRで「人生にツキが無い」なんて言って、まさか例の件をこのゴールデンで!?と驚いたのですが、別のことでした。しかしキンコメのお二人のお父様の破天荒ぶりは知らなかった・・・!
・キンコメの1本目のネタ、おもしろかった・・・!今日一番面白かったです。融解はわかる子ども。哲学的な子ども。あっはっは。最後のオチがなくても一番面白かった。
・ネタ終わりに高橋さんが「生まれてから何もいいことがなくて〜」とおっしゃっていたのが印象的でした。ご自分でそのネタを・・・!?と。荒川10番・・・。
ジャルジャル。居酒屋ネタ。見たことがあったような。
・エレキ、逆におもしろかったです。なんか清清しい。ダウンタウンのお二人の愛を感じました。
ラバーガール猫カフェラバーガールの雰囲気満載で楽しかったです。すごいな人力舎
・しずる、シナリオどおりのネタ。このネタも好きでした。やっぱりしずるのネタは私の好み。お二人の演技力がより面白くしている気がします。池田さんの悪い顔が好き。
・2本目、エレキは振り切っていて面白いような。
・TKO、この番組の後母親に電話したら絶賛していました。
・ピースの2本目、男爵が優しくて優しくて。
・でもまさかの超高得点〜。確かに男爵は優しかったけど思ってたより高くてびっくりしました。ピースのネタは2本とも設定が奇抜でびっくり。もっと普通のネタをするイメージでした。だって漫才はめっちゃ普通なんやもん〜。
ジャルジャル、おばはん。まさか最後までずっとおばはん押しとは。番組の後実家に電話したら、父親がこのネタにはまっていたようで、電話の向こうで「おばはん」を連呼していました。すごいなジャルジャル
ラバーガール、魔物の館、去年の単独ライブで見たネタでした。その単独の時には一番面白いネタだと思ったので、今回見られて嬉しかったのです、が、ちょっとショートバージョンだったからかイマイチ乗り切らない感じでしょうか。でも非常にラバーガール感が出ててけっこう好きでした。得点がのびず残念。
・しずる。始まった瞬間、ええぇぇぇって思ってしまった人はいっぱいいたのでは・・・。
・最後のキンコメ、高橋さん緊張しすぎ・・・!!
・そんなわけで、無事キンコメが優勝したわけですが、キンコメの2本目はこっちにまで緊張が伝わってくるような。M−1の2003年の後藤くんがラストで思いっきり噛んだことの比じゃないくらい、高橋さんが噛み倒すという・・・!
・ともあれキンコメの優勝で幕を閉じました。キンコメは、何度か見に行った中野のビタミン寄席で2回ほど優勝していた気がするので、やっぱり地力はあるイメージです。今後のキンコメにさちあれ、と思いました。