LICENSE Vol. TALK 11/8

けっこう久しぶりに行ってきました、ライセンストークライブ。しかも今回はなんと、最前列。当日、急遽行けることになったのですが、仕事中もテンションが上がって大変でした。お笑い好きの上司に「最前列なんですっ!!」と言うと、「楽しそうでいいねぇ」と好々爺のような目で頷いてくれました。
で、会場に着いて着席すると、ステージちかっ。ただ、セットは相変わらず目がちかちかしてしまいます。いろいろ記録に残します。
・お二人ご登場。生ライセンスはZEPP以来です。私は、舞台に向かって若干右よりの座席だったので、藤原さんがとてもよく見えました。井本さんはほぼ横顔。鼻のラインを見つめました。間近な距離(私史上最も近い距離でした)で見ると、藤原さんが男前って言われるのも少しわかるような気がしました。例の男前ランキングのやつも、実は、もう有力候補がみんな殿堂入りしちゃったから消去法でしょー的な失礼な気持ちで見ていた部分もあったのですが、いやいや、やっぱりかっこええかも。えへえへ。
・老いてきた、という話。「OLってよく『私なにやってんだろ(標準語発音)』って言うやん?」と井本さん。藤原さんも共感していましたが、ライセンスのお二人の持つ典型的なOL像があまりに典型的で苦笑い。でも、実際平凡なOLの私も言ってるかもしれません。関西弁発音でですが。で、その「私なにやってんだろ」っていう状況に陥ったそうです、井本さん。ご自宅で、お風呂に入ってらしたとき、気持ちええなぁ〜と極楽気分で湯船でのんびりしていたときのことだそうです。ほんの5分ほど、気持ちよく湯船でくつろいでいると、なんの前触れもなく唐突に吐いてしまったとか。この話にお客さんどんびきです。大丈夫か、井本さん。しかも、胃がからっぽになるくらいまで吐き続けたとおっしゃっていたので、これはいよいよよろしくないのではないか、と思ってしまいました。
・さらに、忘れ物をよくする話。井本さんは一日に3回携帯電話を置き忘れたことがあるそうです。その話に、「携帯に対しての執着がないんちゃう?」と藤原さん。このライブ当日も、6回くらいダウンタウンの浜田さんから電話が架かったりしていたそうですが、いろいろ行き違ってなかなか着信に出られないとか。浜田さんとは相変わらず仲良しなのですね。
・最近、一般の人のつっこみがうまくなってきたのでは、という井本さん。それに対して藤原さんは真逆のことを思われるそうです。藤原さんのお友達でまったくふつうのお仕事をされている方のお話ですが、関西人のその方はいっさいおもしろくないボケや、まったくうまくないつっこみをされるとか。面白いのは顔だけ、とのこと。この方を説明されるとき、「俺の通ってた中学の隣のリョクチュウの人・・・って言うてもわからんと思うんですけど」と。女子の制服のリボンが緑色でお馴染みの緑ヶ丘中学ですね? 奈良ネタに勝手にうきうきです。
・井本さんの見た、つっこみのうまい一般の方のお話。とにかく間がうまいとか。特に、2例目に挙げられたお話はすごいなぁと思いました。ある日、駅前で大喧嘩をしていた女性二人。そういうのに興味津々の井本さんは、野次馬に混じって大喧嘩を繰り広げる女性たちを見ていたそうです。見かねた警備員のおじさんが止めに入ったりして、いよいよ警察を呼ばないと、と周りがなり始めたころ、喧嘩中の女性のお一人が「訴えてやる!!!」と言い放たれたとか。すると、相手の女性は「ダチョウ倶楽部か!!!」と返されたそうです。野次馬もちょっと笑ってしまうような完璧な間だったとか。その状況ですごいなぁ。
・世間知らずな藤原さんの話。ご自身で、「おれって世間知らずやな〜と思ったんやけど」と話し始められたお話です。粗大ごみを出すとき、区に電話をしなければ引き取ってもらえないということを知らなかった藤原さん。シールを買って、ちゃんとお名前をフルネームで書いて、ずーっとマンションの下に置いていたとか。しかし、待てど暮らせど引き取ってくれない。マジックの太い部分で書いた「藤原一裕」の文字が悲しかったとか。で、いよいよ見かねた管理人さんだか清掃会社の方だかが、藤原さんを訪ねて、「電話したのですか?」と確認に来たとか。瞬時に悟った藤原さん、「あれぇ?おかしいですねぇ?まだ引き取られてないですかぁ?」と。井本さん曰く、ある程度の量の粗大ごみがある場合は、区に引き取ってもらうよりも業者に頼んだほうが安くなるそうです。井本さんは以前、買取も含めて査定してくれる業者さんに頼まれたところ、「引き取り代2万円です」とされたところ、交渉に交渉を重ねてプラマイゼロにしてもらった経験があるとか。さすが。私は以前冷蔵庫を引き取ってもらうとき、電話では6000円って言われたのに、実際に査定に来られると7000円です、といいなおされたのですが、井本さんがいてくれたらもっと安くすんだのかもしれない。
・このへんで、とつじょ井本さんのテンションが上がって「そうや!!」と。どうやら、藤原さんがマッチョな顔をすると、よりマッチョに見える、ということ。ここでの井本さんのテンションが突然上がる感じが面白く、藤原さんも「あれ、お前しか笑ってなかったやん」なんておっしゃっていたのですが、舞台裏で仲良しやなぁ〜とほんわかしてしまいました。で、実際に力こぶを出して見せようと、藤原さんがTシャツの上に着ていたネルシャツを脱がれたのですが、「白・・・・・」と会場が騒然となりました。私もつい「白い・・」とつぶやいてしまったのですが、それはもう見事な白雪の肌。というか、もちもちむちむちした白い肌でした。藤原さんとしては、筋肉を見せようとしているのに違う部分に反応されてやりにくいそうなのですが、いやあああ、だって言わずにはいられないくらい白いんですもん。一旦すねて捌けてしまわれた藤原さんの代わりに井本さんが観客に向かって「お前らが悪いんやぞ!!」とシャンプーハットのてつじさんのように(全国区に伝わるかしらこのたとえ)怒られたのですが、その後もう一度藤原さんがシャツを脱いだ際もやっぱり「白・・・」と反応してしまう客席でした。
・そして、力こぶを見せていただいたのですが、そのときの藤原さんのマッチョっぽい顔がもう。藤原さんの原型をとどめていないような様で非常に面白かったです。劇画タッチというか。笑いすぎて背中が痛くなったのは久しぶりでした。そりゃあ井本さんも気に入るよなぁ。
・エアロバイクを始めた藤原さん。どうやら先日まで、一人でお部屋でジョギングをされていたそうですが、ある日、いいともを見ながら一人で部屋で走っているときに、はたと気づいたそうです。テレビの中があまりに楽しそうで、そこに後輩のピースが出演されていたとか。それに比べてご自身は、一人で何をやっているのだ・・・と!!そんなわけで、今はエアロバイクだそうです。
・さらに筋トレもされている藤原さん。やはりもともとストイックなタイプの人なのだろうと思います。筋トレのやり方も公開してくれましたが、いやああ、すごいなぁ。「ジムに行けば?」という井本さんですが、基本的に外に出たくない藤原さんは、おうちでするのがいいそうです。で、すべて終わった後、お酒を飲むのが楽しいとか。これに対していもとさんは、「酒飲んだらそうさつされるな」と。藤原さんも「そう、そうさつされてるねん」と。え?相殺?? ⇒今広辞苑をひくと、「ソウサツ」も「相殺」の慣用読みとして登録されていました。ではライセンスはあながち間違っていたわけではないのか。
・ツネさんの話。耳を切られてしまってさあ大変、という話です。とにかく謝ったらダメ、という井本さん。そんな井本さんとずっと一緒に仕事をしている藤原さんも、謝ったらダメということが叩き込まれているそうですが、普通に生活しているとなかなかそうはいかないものではないかと。
こんな感じでした。最後、よく見るとすごく汗をかいてらした井本さん。当然なのかもしれないですけど、舞台で汗を流す姿ってなんか素敵。なんて思って、貴重な最前列体験はおしまいでした。非常に楽しい一時間でした。