続・イタキスの話

最近ずっと書いてるイタキスの話ですが、昨日放送された韓国版イタキスのエピソードが、一番の見せ場である10巻の雨のシーンだったため、今しばらくこの話にお付き合いいただけると嬉しいです。
10巻の雨のシーン。手元にコミックスはないですが、台詞は全部頭の中に入ってる自信があります。なので、韓国版の雨のシーンに言いたいことをこのブログで言ってしまいましょう。そうしましょう。
知らない人にはまったくわからないもしくはどうでもいい話なのですが、そもそも雨のシーンってのはイタキスの中で最重要シーンなのです。少女マンガで10巻まで主役二人の心が通じ合っていないってのはけっこう長いと思うのですが、そのながーい片思いがようやく実を結ぶのが10巻の雨のシーンであり、それまで主人公に対してただただ意地悪だった入江くんが、ようやく主人公にわかるように気持ちを行動で表すシーンなのです。
そんな雨のシーンですが、韓国版の琴子ちゃんは状況を飲み込むのが早すぎる・・・! 「俺以外の男、好きなんて言うな」とか「もう数えなくていいよ」とかにうなずく必要はないんです個人的には。その時点では琴子ちゃんはまだ入江くんの気持ちをわかってなくていいんです個人的には。原作で言うと、結婚宣言のあと、廊下で入江くんに「大好きだよ」って言われるまで、ずーっと半信半疑で状況を飲み込めてなくていいんです。雨のシーンの時点では、ただただ呆然とキスされて混乱してればいいんですーーー。
台詞まで、かなり忠実に作ってあったシーンなのですが(平手打ちはなくていいから問題なし)、琴子ちゃんのリアクションが私の原作のとらえ方と違うなーと思いました。
とはいえ。とはいえ、韓国版の雨のシーンも、やっぱりいいシーン。見終わったけど、HDDから消せません・・・。入江くん役の方がかっちょええんですもん。何回も書いてるけど。入江くん役の方が韓国のアイドルグループの方だと知って、アイドル好きの血が騒ぐ・・・。