ATARU The first love & the last kill

見てきました。ネタバレをしちゃうと思いますのでご注意ください。


一人で見に行ったのですが、始まる前、隣に座った二人連れの女性がずーっとおしゃべりをされていて、予告編が始まってもおしゃべりが止まらなかったので、映画が始まってもしゃべり続けられたらどうしよう・・・と不安になり、さらにもう片方の隣に座った女性は一人でいらしていましたが、予告編で流れた映像に「うぜぇ・・・」と呟いたりされて、なんだか両隣に不安をかかえたまま映画が始まりました。が、結果的に多分一番迷惑だったのは私かもしれない。もう途中から涙と鼻水が止まらなくて止まらなくて。嗚咽さえ漏れそうになりましたよ。隣の席でごそごそ鼻をかんだりされたらイヤだろうなあ・・・と思いつつ、もうだらだら流れて止まらなくて。
もうとにかく、終始、ちょこちゃんが幸せでいてくれることを願って願ってやみませんでした。ちょこちゃんが精神的・肉体的に辛い思いをしているのでは、という場面が泣けて泣けて。留置所を自分の家だとアップデートさせられたりすると、もうほんっとにせつなくてせつなくて。手錠と腰縄のちょこちゃんなんて見るのもつらいですし。そういう場面でも天使のようなちょこちゃんなので、余計に泣けて仕方なかったです。天使のようだけど、実際の中の人はただの悪魔(慎吾談)なんだと自分に言い聞かせたり、人間の年齢で言うとしじゅうのおっさんなんだと冷静になろうとしたりしましたが、やっぱりスクリーンにうつるちょこちゃんはただの天使でした。
ちょこちゃんがマドカに向かって「マドカちゃん」って呼びかけるのがかわいくてかわいくて。ちゃん付けーーー!!かくれんぼしてるところとか、中の人が悪魔(慎吾談)で人間の年齢で言うとしじゅうだとか本当に信じられません。もう・・・どうしましょう。
映画の感想じゃなくてちょこちゃんがかわいいって感想に終始してしまいましたが、映画はとても面白かったです。ラストの花を手向けるシーンがすごく良かったです。そしてそこからエンドロールで主題歌が流れる流れとか。あの主題歌でよかったなあ。あと気になったのは、途中、マドカが直江先生状態になっていたことでしょうか。支笏湖じゃなくて都心ででしたけど。