THE MANZAI2013

実家に帰って最初の記事がTHE MANZAIになるとは。感想をだーっと残します。
・すっかりお茶の間として見守っているお笑い界隈です。特に思い入れのあるコンビがいるわけでもなく、楽しく見られたらいいなあと、それ以上でも以下でもないフラットな状態で見始めました。強いて言うならチーモンとかオジオズとか昔よくライブに通った人たちに頑張って欲しいなあ、なんて思いながら。あと、磁石が復活してくれたら嬉しいなあ、なんて思いながら。
レイザーラモンはねえ、あの場にいて漫才を披露したという事実に意味があるんですよね!!
チーモン ここで登場のチーモン。私が通ぶって、母親に「この人たちは3、4年前から決勝に行けるって思ってた人たちで、ようやく今年来たわー」だの「昔よくライブに通ったわー」だの言いまくっていたので、母親がやたら興味津々で見始めました。ちなみに白井さんのことは女の子だと思っていたようです。で、肝心のネタですが、ちょっとチーモンやっぱり面白いやん!!鶴の恩返しのネタって見たことあるような気のせいのような。すっかり漫才ごとに疎くなってしまっているのですが、昔からやってるネタなのかしら。いやあもうすんごい楽しかったです。笑い続けてました。ちなみに、前述の母親もどえらく笑って見てくれて一安心。やっぱりチーモンは面白いやん!!
オジオズ オジオズもやっぱり面白いやん!!去年のと同じでなくて進化させていて、しのみやさんおいてけぼりのターンとか。個人的には「ライーン!!」が好きでした。面白かった〜。
・千鳥 最近の千鳥のネタがあまり私にははまらないので、期待はせずに見ました。が、けっこう好きかも・・・。こだわりの寿司屋さんのネタ。ノブさんのつっこみのグーでこするやつもけっこう好きかも。
・ここまででグループA。我が家はチーモン押しだったのですが、かなり接戦で千鳥かあ〜。まあ、千鳥も確かに面白かったですけどね。チーモンオジオズに頑張って欲しいなあと思っていたのでちょっとだけ残念。でもまあ、そこそこ納得の結果です。
・学天即 昔M−1をよく一緒に見に行っていた友人からメールで「上手くなってる!!」と驚嘆の感想が届きましたが、私の中に彼らの印象があまりなく・・・。むむう。
風藤松原 懐かしいネタ! これは昔よくM-1の敗者復活の大井で見たなあ・・・。ジアルフィーって芸人さんがすごく大好きなフレーズですよね。
銀シャリ うん。面白いんですけどね・・・。銀シャリは好きなんですけどね・・・。爆発はしなかったなあ・・・という印象。
ウーマンラッシュアワー いやあ、さすが。面白かったです。うん、ほんとに面白かった。
・そんなわけでグループBはウーマンが選出されました。これまた納得。
・で、次がワイルドカードの発表。過去のザマンザイでは、M-1に比べるとワイルドカード枠の芸人さんがあんまりかき乱してない印象だったんですが、それはこの発表の順番が遅いからじゃないかなあと勝手に思っていまして。もうちょっと早い段階で発表してあげたら、いろいろ準備もできてふわふわした空気感が少なくなるんじゃないかなあ・・・と思っていたのです。が。
・流れ星〜!!おおおおまさか流れ星の漫才を決勝の場で見られるなんて!!流れ星が呼ばれた瞬間、磁石の永沢さんもとても喜んでらっしゃったことが印象的でした。流れ星くん!!きっとはりけ〜んずさんも喜んでらっしゃることでしょう!!
天竺鼠 彼らのネタはあまり得意ではないのですが、先日のキングオブコントではけっこう好きな感じだったので、今回の漫才にもちょこっと期待していました。・・・が、やはり彼らのネタは得意ではないかもしれない・・・。なぜ菊川怜
NON STYLE 彼らは漫才がうまいですよねえ。ワラテンを見据えたかのような構成の手数漫才で。多分一つ一つの爆発力はたいしたことがないんですけど、あのリズムと速さとうまさで面白い漫才に仕上がるんですもん。石田くんの手のひらの上にいる気がしています。
東京ダイナマイト いやあ・・・もうねえ。さすがとしか言い様のないきわどいネタ!!際どかったです。笑っちゃうけど。
・流れ星 まさかここで肘神様を見られるとは・・・!!初めて見たときに死ぬほど笑わせてもらったこのネタ、進化版としてこの決勝の舞台でも大いに笑わせていただきました。いやあもう素晴らしかったです、肘神様!!
・そんなわけで、肘神様の素晴らしさに流れ星を応援しましたが、混戦の結果ノンスタが選出。うむ、悔いなし。
・決勝。大事なネタ順的にはウーマンが有利なんじゃあ・・・と思いながら見ました。
・ノンスタ ネタ順がねえ・・・。1本目と同じ感想です。ほんっと技巧的な漫才やなあと思います。笑わせられるんですもん。
・千鳥 まさかここでクセがすごいが来るとは。これもう何回見た・・・?と思っていましたが、一緒に見ていた母親はどえらく笑っていたのでやっぱり面白いんでしょう。私はもうクセのネタ・・・って時点でなんだか一歩引いて見てしまってねえ・・・。千鳥はこのネタが好きなんでしょうねえ。
・で、ウーマン 1本目と同じ構成かあ・・・と思いつつもやっぱり一つ一つのクオリティが高いんでしょうねえ、笑ってしまいますもん。後半、ネタを書いてるのは俺のターンから、息子さんに初めて喋って欲しい言葉として「村本さん、ミルクごちそうさまです」ってのがずっと残りました。うん、さすが。
・そんなこんなで最終的にはウーマン。なんとも順当な。でも全部きっちり楽しかったです。今年も大団円。M-1を見ていた頃はいろんな芸人さんに思い入れを持ったり空気感とドラマ性に左右されたりですごく感情を揺さぶられながら見ていたのですが、お茶の間のお笑いファンになってからは、ただただ漫才楽しいなーと平和に見られて、それはそれで幸せです。そんな幸せの中でも今年は肘神様にもお会いできたことですし、いいTHE MANZAIでした。楽しかった〜。
・ちなみに、肘神様のネタを見た方が感想で、「笑い飯鳥人を思い出した」だの「奈良県立歴史民俗博物館を思い出した」だのおっしゃっていて、あらためて肘神様の特異性に気づかされました。