LICENSE Vol. TALK 11/29

行ってきました、トークライブ。が、目薬を忘れてしまってドライアイがひどくて、しかもステージ上の派手派手なセットがまぶしくて、ライセンスのお二人がよく見えなかったのが残念。視力回復させたい・・・。
・井本さん、ノルディックっぽいニットで登場。えらいかわいらしく、会場からも「かわいい〜」と声が。藤原さん曰く、かまくらを作ってそうな感じ。いや、ほんとにかわいかったです。
・そんなかわいい井本さんですが、えびぞうさんの一件で何人もの人に犯人扱いされたとか。えびぞうさんの犯人像が、「黒い人」だそうで、会う芸人さんみんなに犯人扱いされ、しまいには井本さんご本人まで不安になってくるほど。藤原さんも一瞬井本さんの笑顔がよぎったそうです。余談ですが、今朝(11/30)のヤフーニュースで「犯人は元サッカー選手!」みたいな見出しを見て余計に笑ってしまいました。
・このとき、登場前にスタッフの方から聞かされたという情報が藤原さんから。オンラインが始まった当初にやっていた企画で、銀座にある奈良館みたいなところに勝手にライセンスのお二人が観光大使っぽくしたポスターを貼りに行く、みたいな企画つながりで、今になって奈良県サイドからライセンスにオファーがあったそうです。ただし、何のオファーなのかという詳細は未定とのこと。
・このニュースを初めて聞いた井本さんですが、えらく喜んでらっしゃいました。プロフィールに載せたい、とのことです。観光大使なのか何なのかはまだ未定のようですが、なにかしら奈良に関係のあるお仕事をされるとなると、奈良×ライセンスファンの私としても嬉しい限り。しかし、遷都記念祭が終わるこのタイミングというのがなんともライセンスクオリティだなぁ〜と思っていたら、その点にも気づいてしまわれたライセンスのお二人。何で今やねん!!と。
・最終的には、日本初のコンビ知事に・・・!とおっしゃる井本さんと、難色を示される藤原さん。どんな形であれ、奈良が大好きでアピールしたいライセンスのお二人が大好きな私。
・結局、奈良でライブとかかな〜という話ですが、奈良やったらせいぜい500人くらいちゃう?と現実的なことをおっしゃるお二人。奈良で凱旋ライブなんてやってくれるんなら、私も絶対帰省して見に行きますとも。
・藤原さんとシゲさんとツネさんの酔っ払ってのお話は、芸人さん特有のノリのお話でちょこっとついていけなかったので割愛。だって後輩イジメに聞こえなくもないんですもん。昔は平気で聞けていたのですが、ほんの少しお笑いにどっぷりでなくなると、ちょっといきすぎに思えてしまう。
・井本さんのタクシー話。タクシー話懐かしいなぁ、と思いながら聞きました。まさにこのトークライブ当日のことだそうです。築地にタクシーで行く必要があった井本さん。目的地の住所を運転手さんに伝え、ナビに入力してもらったそう。なのに気づくと月島だったとか。そこで運転手さんに確認した井本さんですが、「はい?はい?はい・・・」みたいな(文字で表せないがイライラさせるような)ニュアンスで、どうしてもその運転手さんが非を認めなかったそうです。埒があかず、その場で降りようとした井本さん。もちろん間違った場所に連れてこられたのでお金を払わずに去ろうとしたところ、その運転手さんに「お金・・・」と言われ、「はいぃぃぃぃ??」と火がついてしまったそう。お金を払う理由はない、と説明してもまた同じような「はい?はい?」みたいな井本さん曰くちょっとかわいこぶったようなリアクションだったそうで、いい加減イラっときた井本さんは「タクシー会社にクレーム入れるからいいわ!!」となって、お金を払って降りたそうです。ここ。お金を払う、というのがポイントだそうで。井本さんが「お金を払った」とおっしゃったとき、観客席からは「ええぇぇ?」という反応が上がったのですが、井本さん曰く、あとあとケチをつけられないためにはお金を払うのが鉄則なのだそうです。たとえ100円でもまけてもらうと、そこで契約が成立したとみなされ、こちらが強く出られなくなる、とか。なるほど〜と思って聞きましたが、藤原さん曰く、「ブラック六法全書」。
・そんな井本さん、月島で下ろされ、別のタクシーに乗ったそうです。で、さきほどのタクシーでの一件(行き先を間違えたことではなく、その後の対応がとにかくよくなかった、ということですつまり)について運転手さんにグチを言いつつ、あらためて築地の住所をナビに入れてもらって出発したとか。すると、その乗車した場所からそう遠くはなく、一度角を曲がったくらいで目的地に着いたそうです。確かに築地と月島ってそんなに離れてるわけじゃないよな〜と思いつつ聞いていたのですが。下ろされた場所は、どうみても魚市場だったとか。スタジオは7階だか8階だかだと聞いていた井本さんですが、見渡す限り、4階程度の建物しかない。そんな、思いっきり市場全開の場所で、ようやく見つけた高い建物ですが、「漁業組合」の文字が。そんなところにスタジオがあるわけがない。結局スタッフさんに電話を入れて、目印になるものがある場所まで延々歩いたそうです。けっこう遠かったとか。
・この一連のタクシー話を聞いていた藤原さん、「お前そういうタクシーによう当たるなぁ・・・」と不思議がっておられました。が、最後に「でも、目黒のガストに連れていかれんでよかったな!」と。懐かしい!!
・井本さん警官話。これはなかなかすごかったです。一番好きなエピソード。
・ある日、飲みに行った帰り、自転車を押しながら歩いていた井本さん。乗っていたのではなく、ちゃんと押して歩いていたそうです。なのにもかかわらず、後ろから「ちょっとすみません〜自転車・・・いっすか??」と警官が。まーーたーーかーーー!!とイラっとした井本さん。頻繁に自転車チェックを受けるから、近所の交番勤務のおまわりさんとは顔見知りになっている井本さんですが、どうやら新しい方が赴任されてきた模様。ですが、その新しい警官の方が、なんだかちょっと様子がちぇけらっちょ。入り方から軽い感じで、「いっすか??」みたいな。で、いらいらしつつもいつものように名乗り、自転車の確認を受けたそうです。いつもならそこで終わりなのですが、この警官の兄ちゃんがずいぶん人懐こい人のようで、受け答えする井本さんに、「・・・・関西出身なんすか?」と。答えると「俺大阪なんすよ!どこすか?」とノリノリで聞いてきたそうです。「・・・奈良やけど」と言うと、「まじすかまじすか!!奈良のどこすか?」と。「・・・王寺やけど」と言うと、「まじすかーーー!!おれサンダイなんすよ!!」と。サンダイ・・・産大・・・!井本さんは「俺の出身の町の隣にあった大阪産業大学」とおっしゃっていましたが、正しくは奈良産業大学なはず。三郷っていう町にあります。みさと、でなく、さんごう、です。そんなわけでこの警官の兄ちゃんもテンション上がる上がる。「おれ彼女王寺ですよ!!」と。で、「・・・いくつっすか?」とついに、共通の知り合いを探し出す兄ちゃん。井本さんが「32やけど」と答えると、「わかいっすね!!!!!」と衝撃を受けていたそうです。確かに若いですしね。
・さらに、その兄ちゃんは彼女とのなれそめまで語りだし、スノボで〜やらクラブで〜やらかる〜いのりの単語がバンバン飛び出してきたとか。そのクラブのくだりで、なんだっけ、なんだか兄ちゃんが言ったせりふに対して、思わずつっこんでしまった井本さん。そのつっこみに、ハタと気づいた兄ちゃん。「・・・・あれ・・・・? テレビ出てないっすか?」と。このタイミングで!?
・そこからライセンスの井本さんだと気づいた兄ちゃんはテンションさらに倍率ドンで上がり、サインをねだりだしたそうです。しかし、ちょうどいい紙なんて持っておらず(だって勤務中の警官だし)、しまいには警察手帳にサインを頼まれたとか。さすがにそれは憚られた井本さん、最終的にはなんだかよくわからないけどとりあえず型紙みたいなのにサインしたそうです。
・テンション上がりまくった兄ちゃんはなぜか井本さんのご自宅前までついてこられ、「家賃いくらっすか?」と聞く始末。結局なかなか帰ろうとしないその兄ちゃんと一緒に、井本さん行き着け?の交番まで兄ちゃんを送っていかれたそうです。すると、その交番には一人井本さんと顔なじみでない警官が。兄ちゃんと連れ立って交番に向かったため、その警官は井本さんをなんらかの悪い人と勘違いして、腕をぐいっとつかんでパイプ椅子に座らせたとか。そりゃあそうなるわ。
・そんなこんなでちょっと仲良くなった井本さん。このトークライブの日も、タクシーを拾うために交番の前あたりで待っていたとき、兄ちゃんが井本さんに気づいて「チワっす!」みたいなポーズをとって見せたとか。さすが井本さん、引き強いなぁ。
・話ぶりでも、どうやらこの兄ちゃんをかわいく思っているようで、勤務中でなければ一緒に飲みに行きそうな雰囲気でした。「あんな体験初めてやわ〜」と言いつつ、その「あんな体験」というのは、かる〜い警官に会ったことではなくて、自転車のチェックに敬語で呼び止められたこと、だとか。会場全体が、そりゃあおかしいやろ、ってか「いっすか?」って敬語じゃないし!!とつっこんだところでもあります。
・この話中、藤原さんは終始「ムリ〜」「ないわ〜」「お前それきれへんの?」と連発していましたが、その辺が藤原さんと井本さんの違うところやよなぁ・・・と妙に納得。この兄ちゃん話はなかなか興味深かったです。
・奈良好き×ライセンス好き=奈良ライセンス好き な私としては大満足のトークライブでした。楽しかった・・・!