青いイナズマの色気

SMAPの全盛期はいつか、というのは非常に難しい問題だとは思うのですが(さまぁ〜ずのお二人は、SMAPはずっと全盛期っておっしゃいますが)、やっぱり95〜97年頃の勢いは、アイドルとしての盛り上がりの凄まじい時期だったように思います。98年リリースの夜空によって、ひとつ上のステップに進んだ、というか。もう散々言い尽くされていることですが、やっぱり当時の楽曲リリース水準もすごかったですしね・・・。青いイナズマ〜shake〜ダイナマイト〜セロリの流れはほんとにほんとに。怒涛のよう。
さきほど95〜97年頃、と書きましたが、もうちょっと詳細に書くとすると、こんな感じでしょうか。93年後半、取手くんから始まったキムタクブーム、94年にはもうキムタクがひとつの時代となり、そんなキムタクのいるSMAPの人気が急上昇。95年に入る頃には飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルグループSMAPさん、猫も杓子もSMAPです。ちなみに私が好きになったのもこのころでした。そんなSMAPさん、テレビに出ない日はないのではないかという勢い(ちなみに、17年経った今もなお、テレビに出ない日はないのか、というのは変わらない・・・)。そしてその勢いのままに迎えた96年、多くの人が、SMAPのメンバーを個人で認識できるようになったような時代、ここでの森くんの脱退。キムタク独立、SMAP解散の噂が絶え間なくささやかれ続けたのもこのころだったように思います。5人になって失速するどころか勢いを増すSMAPロンバケもスマスマも社会現象レベルに。そして97年、アイドル王者のSMAPでしたが、この年にキンキがデビュー。このキンキさんがデビューしてすぐにもんのすんごい勢いで上り詰めます。当時中学生だった私の周りでは、SMAPはすでにおじさん、という認識に。ほんと、周りの友人の多くが剛派と光一派に分かれる、というキンキ時代の到来。この当時、おそらくなのですが、「アイドル」なんてせいぜい20代半ばが限界、30前にはもう「終わって」しまうのが常識だったのではないかと思うのです。97年、ツートップは25になる年で、いくら慎吾がハタチになったばかりとはいえ、SMAPのアイドルとしての賞味期限もこのあたりが限界だろうと世間は思ってた?ような?気がしなくも?ない。ちなみに、私は思ってました。キンキがすごい勢いだった中学生の頃、母親に、「やっぱりもうSMAPの時代は終わるんかなあ?」と聞いた記憶が。そしてキンキデビュー後にリリースされたPeace!の売上が伸び悩んだことも、当時の私の懸念の要因の一つだったのでした。で、その答えが出るのが98年に入って早々。夜空のリリース。あ、SMAPはただのアイドルじゃなくて大人になったんだ、と思わせる楽曲とその大ヒットで、たぶん、ひとつ上の段階に進んで行かれたのだと思っています。
長々と語ってしまいましたが、ようやく本題。で、言いたかったことはと言えば、青いイナズマ当時のSMAP、全員色気ありすぎやろ!!ということ。昨日、たまたまザッピングしたタイミングで流れ始めた青いイナズマ、青いスーツのSMAPさんの色気、びっくくくくりするやろ。なんていうか、うまく言えないのですが、匂いたつような色気っていうか、しかも5人が5人ともありえなく色気を発していて、画面を直視できないくらい。慎吾19とかウソやろ。ツートップでさえまだ23とかありえへんやろー。大学生くらいの年齢であの色気ってもう捕まるレベルですやん(その後実際つかまったなんて言ったらしゃれにならないですけどー)。放送をたまたま見ていたらしい大学時代の男友達からメールがきて、「キムタクかっこよすぎ」って、28の男から見てもやっぱり青いイナズマの木村は、わざわざメールしたくなるくらいかっこいいのか・・。ゲッチュー・・・。私は、青いイナズマといえば、中居さんのたっかーいジャンプと、サビに入る寸前のチャチャチャ!!のところの足のステップ(なんてわかりにくい説明・・・。Bメロ終わりのそそくさと君はこの部屋を出るよ〜の後のところなんですけど、足を開いて閉じて開くステップなんです、わかっていただけますでしょうか・・)が好きで好きで。
もちろん、今のSMAPが一番好きなんですけど、やっぱり96年頃のSMAPの持つ若いオーラと激しさと色気は驚異的だったなあ、と思います。ただ、歌じゃなくてトークとかを見ると、当時はとんがりまくってた木村さんと痛々しいほどおどけてた中居さんがいるので、なんだか見るのがつらくなってしまいますが。